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Reproのカスタムイベントを仕込んでみよう!

SDK開発チームの@jollyjoesterです。

前回の投稿「Reproをチームで使ってみよう!」にて運用に向けての下準備も済みました。

それではいよいよReproを本格的に使うために必須の機能であるカスタムイベントを仕込んでいきましょう。

Reproのカスタムイベントの記録

Reproのカスタムイベント機能は「イベント トラッキング」の機能です。

イベント トラッキングとはユーザーがアプリを利用したときに「メニュー画面を開いた」「ログインボタンを押した」などの特定のイベントが発生したことを計測するための機能です。イベント トラッキングをすることでユーザーが自分たちのアプリでどんな行動をするのかということを端的に知ることができます。

さらにイベントを記録していくことでReproの他の機能がより有効に使えるようになります!

例えば

  • 特定のイベントをしたユーザーの動画だけみたい(動画)
  • 特定のイベントをしたユーザーにだけプッシュ通知を送りたい(プッシュ通知)
  • どんなイベントが何回発生しているかを知りたい(アクセスサマリー)
  • 特定のイベントをした人がどれだけ継続してアプリを使ってくれているか知りたい(リテンション分析)
  • やってもらいたいイベントを達成しているユーザーがどれだけいるか知りたい(KPI分析)
  • やってもらいたいイベントまでにどこでユーザーが離脱しているかを知りたい(ファンネル分析)

などなど

機能によってはイベントを記録しないとそもそも利用できない機能もありますのでぜひイベントを記録してみてください:-)

イベントの仕込み方

イベントを記録するにはイベントが発生するタイミングで下記の1行を加えればOKです。

[Repro track:@"finish tutorial" properties:nil];

trackの引数(上記の例では@"finish tutorial"の部分)にイベント名を文字列で設定します。管理画面に表示される名前なので、管理画面を見る人にわかりやすいイベント名を付けることをお勧めします。

イベントには付加情報も付けることができます。その場合は引数のpropertiesにNSDictionaryで渡します。

[Repro track:@"add to cart" properties:@{
    @"product_id": @5321
}];

イベント仕込みの具体例

最も基本的なイベント仕込みの例として「どの画面が見られているか?」「どのアクションが実行されているか?」を紹介します。

どの画面が見られているか?

ユーザーがどの画面をどれだけ見たかというのは、アプリの使われ方を把握する上で最も基本的で重要な情報です。階層が深い画面についてはほとんど見られていない可能性もあるので、まずは各画面がどれだけ見られているかの実数を把握します。

これを記録するためには各ViewControllerのviewWillAppearメソッド内でイベントを記録するのが良いと思います。エンジニアが管理画面をよく見るならViewController名を、そうでない場合は日本語の画面名をイベント名として設定するとわかりやすいでしょう。

-(void)viewWillAppear:(BOOL)animated
{
    [super viewWillAppear:animated];
    [Repro track:@"MainViewController" properties:nil];
    // ・・・
}
どのアクションが実行されているか?

ボタンが押されたなどのアクションが発生したポイントも、アプリの使われ方を把握する上で大事な情報です。 「いいねした」「フォローした」「アイテム購入」などアプリ内でアクションが発生する部分には一通り仕込むと良いでしょう。

- (IBAction)onTouchButton:(UIButton *)sender 
{ 
    [Repro track:@"アイテム購入" properties:nil];
    // ・・・
}

他にも

  • タブバーがあるアプリではどのタブがどれだけ押されているか?
  • アラートビューがあるアプリでは「OK」や「キャンセル」がそれぞれどれだけ押されているか?

などでもイベントを仕込んでおくといいと思います。

どこにイベントを仕込めば有効か?

どこにイベントを仕込めば有効か?というのは、アプリのタイプによっても千差万別なので一概には言えない難しい問題です。 イベントをどこに仕込むか迷った時は下記のいずれかを実現したいかをチェックしてみてください。

とにかくユーザーの行動を知りたい!

どこを改善しなければならないのかがまだモヤっとしている場合などには、画面遷移やアクションが発生するポイントにまんべんなくイベントを仕込んでユーザー行動を観察するパターンが有効です。

イベントの記録が溜まっていけばアクセスサマリーで「この機能が思ったより使われていない」とかリテンション分析で「あるイベントを実行したユーザーはアプリを継続的に使ってくれるっぽい」などがわかります。

ユーザーにしてほしいアクションは決まっている!

「課金する」「記事を投稿する」など目的がはっきりしている場合には、目的のアクションから逆算して、アプリ起動からゴールに至るまでの画面遷移やアクションをイベントとして仕込むパターンが有効です。

イベントの記録が溜まっていけばKPI分析で「記事を投稿してくれたユーザーは全体の何%か」とかファンネル分析で「課金する直前の画面でユーザーの大部分が離脱してしまっている!?」などがわかります。

それでもどういうイベントを仕込めばいいか迷われる場合は、Reproからご提案させていただくことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください

最後に大事なポイントですが、同じアプリでもアプリの改善やユーザー行動への理解が進んでいけば、イベントを仕込んで有効なポイントが変わっていく場合があります。定期的に仕込んでいるイベントを見直していくことも忘れずに!

以上、「カスタムイベントを仕込んでみよう!」でした。

今後、カスタムイベントを記録することによってさらに有効に使える機能たちについても紹介していきます。

お楽しみに!

Repro : https://repro.io