Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

Repro

Repro

Reproのマスキング機能を使ってみよう!

SDK開発チームの@jollyjoesterです。

前回の投稿「Reproのカスタムイベントを仕込んでみよう!」まででReproのSDKをアプリに仕込んでから、動画録画&カスタムイベントの登録までできるようになりました。

さっそくアプリを配布してみましょう!・・・とその前にもう一つ紹介したい機能があります。 動画の一部分を録画しないようにする「マスキング機能」です。

マスキング機能とは?

Reproのスクリーン録画を体験してみよう!」で紹介したように、Reproを使うとユーザーのアプリ内での操作の動画を録画することができます。

しかし、動画の中には見えてしまっては困る情報が含まれていることもあります。 ユーザーの個人情報などセンシティブな情報を扱う場面がアプリ内にある場合などです。

そんなときは「マスキング機能」を使って動画の一部を見えなくする=マスクすることが可能です。

例えばeメールアドレスとパスワードの入力欄にマスキング機能を利用した場合、動画の中では下図のように灰色に塗りつぶされて録画されます。

アプリ使用時の見え方 録画した動画での見え方
f:id:reproio:20150820014314p:plain f:id:reproio:20150820014326p:plain

※なお、キーボードが録画されてしまうと入力内容がわかってしまうため、Reproではキーボードの録画はしておりません。そのため、動画の方のキャプチャにはキーボードが表示されていません。

実際にマスクしてみる

マスキング対象の指定はいくつかの方法で設定することができます。 状況に合わせてご利用ください。

SDKAPIを使用したマスキング

アプリのソースコード中でマスキングのAPIを呼び出してマスクをする方法です。 開発が必要になりますが最も柔軟にマスク対象を指定できる方法です。

Viewを指定してマスクする

マスキングしたいUIViewのオブジェクトを引数に渡すとそのオブジェクトの表示領域のみがマスクされます。

@property (weak, nonatomic) IBOutlet UITextField *passwordField;

...

- (void)viewDidLoad
{
    [super viewDidLoad];
    [Repro mask:_passwordField];
}

いったんつけたマスクを外すこともできます。

- (void)viewDidLoad
{
    [super viewDidLoad];
    [Repro unmask:_passwordField];
}
範囲を指定してマスクする

指定した座標の範囲内をマスクすることもできます。 端末画面上の特定の領域をずっとマスクし続けたい場合などにご利用ください。 こちらも任意のタイミングでマスクを外すことができます。

-(void)viewWillAppear:(BOOL)animated
{
    [super viewWillAppear:animated];
    [Repro maskWithRect:CGRectMake(100, 100, 160, 44) key:@"password"];
}

-(void)viewDidDisappear:(BOOL)animated
{
    [super viewDidDisappear:animated];
    [Repro unmaskForKey:@"password"];
}

サーバーから設定するマスキング

開発しなくてもマスクできる方法です。

Reproの管理画面の「設定」->「録画・トラッキング設定」->「マスキング対象設定」にて設定します。 ここのチェックボックスにチェックを入れたクラスのオブジェクトは、設定以降に起動されたアプリで自動的にマスクされます。

f:id:reproio:20150820015815p:plain

ただし現在のところUITextViewとUITextViewにしか対応していないのと、チェックを入れたクラスのすべてのオブジェクトがマスクされてしまう点が使用上の注意点です。

自動マスキング

UIImagePickerViewControllerのフォトライブラリーや撮影画面は個人情報そのものなので何も設定しなくても自動的にマスクがかかります。

アプリ使用時の見え方 録画した動画での見え方
f:id:reproio:20150820021119p:plain f:id:reproio:20150820021128p:plain

以上、「Reproのマスキング機能を使ってみよう!」でした。

マスキング機能を使ってセキュリティリスクになりかねない情報を積極的にマスクしていきましょう!

次回、Reproを仕込んだアプリを実際に配布するときのポイントを紹介していきたいと思います。

お楽しみに!

Repro : https://repro.io